小選挙区比例代表並立制

日本の衆議院選挙のやり方ね。
一番人気で当選した人は問題ないけどさ、惜しくも敗れた人にも結構な票が集まってるよね。
その「当選できなかった人を支持した多くの意見」も取り入れようよってことで方法を組み合わせて行ってるのね。
それがこの「小選挙区」「比例代表」という2つのやり方を並べてやりますよって方法。

小選挙区」っていう選挙は日本を300の選挙区にわけて、各区から1人選ぶ。
例えば「東京○区の○○氏」ってのがそうね。これで300人が選ばれる。
対して「比例代表」っていう選挙は日本を11のブロックにわけて、180人選ぶ。
こっちは政党名だけを書く。
で、政党が集めた票の多さで○○党何人、△△党何人、××党何人って感じで議員の数が割り振られる。
それには予め政党が当選させたい議員の名簿を提出しておいてその名簿に沿って当選が決まって行くのね。
例えばね。
○○党3人、△△党2人、××党1人って決定したブロックでは、○○党は名簿の上位3人が当選できる。
けどその3名の中に小選挙区で当選した人がいたら、そのひとを飛ばして4位の人まで当選できる。
逆もあって、小選挙区で落選しても名簿の上位であれば比例代表で当選できるってわけ。

また、△△党があちこちの区で落選した場合は、惜敗率で決めるよ。
惜しくも敗れた率で、とっても惜しい人から当選する。
ね、これで一番人気以外で結構な票を集めた人も選ばれるでしょ?
んなわけで300+180で480名が選ばれることになるってことね。


■ひとこと
つまり政党の支持率が結構重要ってことね。
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