CO2排出枠を初めて使う(企業総合)

排出削減事業によって、温暖化ガスが減ったと国連が認めた量を「排出枠」っていう。
で、企業や政府が、その「排出枠」を買ったら、その分を自分の排出実績から差し引くことができる。
そこで、今日のニュース。
電力業界が2008年度に、海外から購入した排出枠を、初めて使ったことが明らかになった。
合計6400万トンで、業界の排出量を実際よりも、16%抑制した計算になる。
今回使った枠を金額にすると、約1000億円にもなる。
それでも、京都議定書の目標達成に必要なレベルには届かないんだって。
しかも、08年度までに積み上げてきた1億9000万トンのうち、1年で約3分の1を使っちゃったって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
それだけ、京都議定書の目標達成は難しいってことだね。
あきらめちゃってる国も多かったりして。
新たな現実的な枠組みを、そろそろ決めなきゃね。
(ずっ)