遺伝子組み換えで高機能シルクの生産を効率化(科学技術)

農業・食品産業技術総合研究機構理化学研究所の共同研究チームによる成果の話。
遺伝子組み換えカイコを使って、高機能シルクを効率よく生産する技術を開発したんだって。
普通のカイコでも、特殊なアミノ酸を餌に混ぜることで高機能シルクのベースとなるシルクが生産できることは知られていたんだけど、いまいち効率が悪かった。
今回、研究チームは、その特殊なアミノ酸をキャッチしやすくする酵素を発見、カイコに組み込むことで、アミノ酸がシルクに入る量を3倍にすることに成功、餌に混ぜる量も約10分の1でよくなったんだって。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
そのシルクは色素とか薬剤とか、合成ポリマーなどと簡単に結合させることができるから、いろんな機能を付加できるんだって。
(tj)