個人情報の信託銀行つくる(1面)

ネットで買い物したり、病院に行ったり銀行使ったり旅行に行ったりすると、個人情報は勝手に蓄積していく。
総務省は、この個人情報のビジネスに利用するための運用ルールを考えてるんだけど、そのひとつが「情報信託」というしくみなんだって。
まず、個人情報を預かって適切に運用する事業者の認定制度を作る。
そうすると認定を受けた(=お墨付きの)情報信託業者が生まれる。
で、個人は、その情報信託業者にいろんなところで発生する個人情報へのアクセス権限を与える。
「俺の個人情報の運用、あんたに任せるわ」ってね。
情報信託業者はゲットした個人情報を匿名化して、それを活用したい企業に売る。
活用した企業は情報信託業者を通じて、その情報の主である個人に報酬(ポイントとか)を支払う。
あ、この丸ごとお任せの「信託型(簡易型)」とは別に、個人が提供先をひとつずつ指定する「銀行型(厳格型)」の制度も作るんだって。
2018年度の予算にこの実験費用を盛り込む予定だよ。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
ま、お金預けるのも信用してやってるわけだしね。
(tj)