節電したら報奨金(1面)

電力ってのは需要のピークに耐えられる供給力を備えておかなきゃいけないから大変なんだよね。
だから節電ってのもピークを抑えるのが大事なんだけど、それがただの「電気代の節約」程度の見返りではみんなのモチベーションにも限界がある。
で、今日のニュース。
ピーク時の節電を約束してくれる企業をあらかじめ募り、電力が逼迫してきたら「今です!ヤバイです!抑えてください!」と節電を要請、節約してくれたら協力への報奨金を払う、という仕組みが動き出すんだって。
欧米ではすでに普及してて「ネガワット」と呼ばれてるよ。
政府は30年度までにピーク時の電力需要の6%をこのネガワット取引で抑制する方針。
目標達成できたら発電所のコスト削減効果は年900億円、原発なら10基分が不要になるんだって。
ちなみに電力会社と協力企業の仲介業にはNTTと大阪ガスが参入するよ。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
オフェスや工場もダラっと節電するよりわかりやすいかもね。
節電にも市場原理を。
(tj)