大学の研究用原子炉、ようやく運転再開(科学技術)

福島の事故以降、あらゆる原子炉の安全性基準が厳しくなって、それは大学の研究用原子炉であっても例外ではない。
で、今日のニュース。
京大と近大の原子炉2基が国の安全審査をクリアし、夏以降に再開できることになったんだって。
国内の研究用原子炉の稼働は約2年ぶり。
いやさ、研究用の原子炉が無いと、原子力を勉強する学生も育たず、それって今後の原子力政策がどっちに進むにしろマズイことなんだよね。
だって専門家がいなくなっちゃうってことだからさ。
だから、この再稼動は日本の科学技術にとってとても大きな出来事なんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
2基は再開できたけど、老朽化で再開をギブアップした研究炉も多く、人材輩出・ノウハウ蓄積に十分とは言えないんだって。
ただ逆に意欲的な学生も増えてるそうだから、濃い研究に期待したいね。
(tj)