ネット配信限定の曲にも使用料がかかるよ(経済)

日本のテレビ局やラジオ局は、楽曲を使用する時に日本レコード協会に使用料を払っている。
その使用料が作詞家や作曲家、アーティストやレコード会社の収入になる。
でね、今までの日本の法律だと、使用料を請求できるのは、CDなどリアルなブツに録音されて販売された楽曲に限られていたんだけど、それが今後はネット配信限定の楽曲も対象にできることになるんだって。
実はこれ、米欧は1996年の時点で「実演及びレコードに関する世界知的所有権機関条約(WPPT)」ってのを締結していて、彼らはちゃんとネット配信にも対応していたんだけど、日本は「いやぁ〜、ちょっと待ってよ〜」と対応を留保してきて今に至る。
でも、もっと上のレベルで「環太平洋経済連携協定」、いわゆるTPPが結ばれる見込みで、そっちの方がネット配信も請求対象に入れることを義務付けているから対応せざるを得ない状況になったって話。
ま、今時CDで売らなきゃお金を取れないなんて時代遅れだよね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
TPPって農業とか関税とかの話だけじゃなくて知的財産にも関係してくるんだね。
(tj)