タバコの葉っぱでインフルエンザワクチン製造、超早い(企業総合)

田辺三菱製薬が実用化を目指すインフルエンザワクチン製造技術の話。
従来法は鶏の卵にウィルスを仕込んで培養するのが一般的なんだけど、約半年くらい時間がかかっちゃうのと、投与時にウィルスが人体に感染するリスクがあるというのが弱点。
それに対して今回の技術は、タバコの葉っぱに遺伝子組換え技術を使ってワクチンを培養させる(そもそもウィルスを使わない)から、投与時の感染リスクが低く、製造期間も1ヶ月に短縮できるんだって。
早いってことは突如世界的なパンデミックが起きた時にも対処できるってこと。
いいよね。
ちなみにこの技術、日本では製法や成分を厳格に定めたルールから外れてしまうため、実用化にはそのルール改定が必要。
すげえ時間かかっちゃいそうだから、スムーズにいきそうなアメリカでの事業化を先行させるんだって。

■カミクダキストのつまりそういうこと?
もともと買収したカナダ企業の技術なんだよね。
(tj)