シャープの再建はホンハイの手に(1面)

経営再建中のシャープ。
どこに助けてもらうかが注目されていたんだけど、当初有力とされていた日本の官民ファンド「産業革新機構」ではなく、台湾のホンハイ精密工業からの買収提案を受け入れる方向で調整に入ったんだってさ。
革新機構案は、3000億円規模の出資と、液晶事業の分社化、主要取引銀行(みずほ、三菱東京UFJ)への最大3500億円の金融支援、というパッケージ。
一方でホンハイの提案は支援総額7000億円、雇用維持、銀行の支援不要、という、シャープ経営陣にとっても取引銀行にとっても受け入れやすい提案なんだ。
ホンハイの郭董事長が来日して行ったプレゼンも圧倒的だったという話。
で、シャープ経営陣もホンハイ案に傾いたんだって。
経済産業省は技術が海外企業に流出することを懸念しているけど、既にシャープの堺工場はホンハイとの共同運営を実施中。
シャープ社長いわく「安心してください、信頼関係できてますよ」だって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
革新機構案は税金も投入されるし迫力ないしねー。
(tj)