TPPの日米交渉途中経過(1面)

環太平洋経済連携協定、すなわちTPP。
太平洋を囲む12ヶ国で貿易を自由にしてみんなでハッピーになろうぜ、って話なんだけど、一方で国内産業に対する配慮もしながらの条件交渉がバチバチと続いている。
ちょうどいま、太平洋の真ん中、ハワイで協議してるんだってね。
で、今日のニュース。
目玉となる日米間の2国間協議の途中経過が入ってきたよ。
牛肉:いま米国産牛肉を日本に輸入すると38.5%の関税がかかるんだけど、15年で9%に下げるよ。
豚肉:安い肉はキロ482円のを10年で50円に、高い肉は4.3%かかってるのを10年で撤廃するよ。
ワイン:15%かリットルあたり125円のを7年で撤廃するよ。
ま、この辺は日本の消費者にもありがたい話なんだけど、影響力の大きいコメや乳製品については、まだまだ妥結点を探る交渉が継続中だってさ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
消費者には完全自由競争がいいんだろうけど、これまで守られてきた農家に急激な変化も酷。
だからどの辺の条件で落とそうか、って話。
(tj)