ドイツで進む「インダストリー4.0」(グローバルBiz)

蒸気機関と水力による工場制機械工業が第一次産業革命、電力の活用と分業による大量生産が第二次産業革命、電子技術による自動化が第三次産業革命。
で、いまドイツで盛り上がりを見せてるのが「第四次産業革命、インダストリー4.0」。
ざっくりいうと、部品とロボットが会話しながら製品を組み立てていく、スマート工事のことを言うんだって。
たとえばラインを流れる自動車の車体が
「あ、俺、E-○○って車種。ドア4枚付けて」
っていうと、組み立ててロボットが
「りょうかーい。じゃ付けるね」
ウィーン、ガガガガガガ
「さんきゅー」
てな感じ。
あ、会話は部品に仕込まれたICチップとかでやるよ。
決まった動きを繰り返すだけじゃなくて、作るものによって動きを自動的に変えられるから、多品種少量生産でも量産並みのコストダウンができて、それはもう大革命なんだね。
で、話はさらに膨らみ、全てがネットにつながれば、ドイツじゅうにある工場同士、部品同士、ロボット同士が通信して、電力を融通したり生産量を振り分けたり、そんな世界がやってくるんだとか。
シーメンスダイムラーBMWボッシュ、SAPとかとか、ドイツ産業界あげて取り組んでいるんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
人の単純作業はなくなるね。
さあ、どうやって稼ごうか。
(tj)