オリンピック便乗広告はNGです(法務)

「オリンピック」という単語や「五輪マーク」は、国際オリンピック委員会IOC)が商標権を持っている。
「がんばれ!ニッポン!」は日本オリンピック委員会JOC)の持ち物。
で、彼らはこれらの使い方を厳密に管理することで、スポンサーから巨額のスポンサー料をもらっている。
例えばパナソニックIOCと「ワールドワイドパートナー(TOPスポンサー)」って契約を結んでいて、世界中で五輪商標を使えるんだけど、そのスポンサー料は50〜100億円規模だとか。
でね、それだけお金も掛かってるし厳密に管理されてるものだから、ちゃんとスポンサー契約を結んでない人が「祝2020東京オリンピック」とか広告に書いたら商標法違反になるから気をつけてね、って話。
実際にJOCから警告が来たりするらしいよ。
ちなみに、そんなパナソニックでも、今の契約は2016年末までだから、2020年に開催される東京オリンピック関連の表現は一切使えないんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
直接「オリンピック」って書かなくても「やったぞ東京」「ウェルカム東京」とか、それを想起させちゃうものも場合によっては違法になるんだって。
気をつけましょう。
(tj)