人工衛星も新興国モデル(1面)

今朝iPhone5cなんって廉価版のiPhoneが発表されたけれど、人工衛星の世界も新興国需要を取るのが大事みたい。
NECが、JAXAと共同で従来価格の3分の1程度の低価格&コンパクト、でも高性能な人工衛星を開発したよ。
用途は主に観測用で、例えば農作物の生育状況とか自然災害の被災地状況などを大型衛星並みの高画質で撮影できるんだって。
ま、低価格といっても40〜50億円、コンパクトといっても500kgくらいあるんだけど、小型ロケットで打ち上げ可能だから、打ち上げ費用を合わせても100億円以下に収まるんだって。
従来のは2トン以上あって値段は100億円超、大型ロケットで飛ばすから、打ち上げ費用を足すと200〜300億円はかかった。
ライバルは欧州勢。
でもニーズは広がってるから、受注競争はどんどん激しくなるだろうってさ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
日本のロケットはちゃんと飛ぶぜ、ってのを示すためにも、今週末の「イプシロン」打ち上げは成功させないとね。
(tj)