古い橋やトンネルの補修に新技術続々(1面)

昨年末の笹子トンネル崩落事故以降、老朽化したトンネルや橋をどうするかってのが大きな問題になってる。
トンネルや橋の寿命は一般的に50年と言われてるんだけど、50歳を超えてる橋は2013年時点で全体の約16%、トンネルは約18%、2033年には橋が約65%、トンネルは約45%に達するという試算もでてたりして、あら大変。
で、今日の話題。
ゼネコンや素材メーカーが、低コストで補修&延命する技術の開発を競ってるんだって。
ま、ある意味ビジネスチャンスだもんね。
例えば新日鉄住金マテリアルズは炭素繊維を貼って橋の寿命を30〜50年延ばす技術を開発、溶接で補修する従来法より1〜2割安くて寿命も伸びる点をアピールして年間10億円の売り上げを見込んでる。
三井住友建設は、新設の場合だけど100年持つ橋の実用化にメドをつけた。
IHIはレーザーで橋の亀裂を治す技術を、とかね。
政府もこのテーマに予算を重点配分するらしいから、いいのが出来たらガッポリだよね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ちなみに笹子トンネルは築35年ですって。
(tj)