設備投資の税額控除をひろげよう(1面)

いまの制度では、前年度より総投資額を10%増やす企業には、設備投資額の3%を税控除できるようになってる。

つまり、その3%分の税金が安くなるのね。
だけど、この投資額10%増っていうハードルが、高すぎるよって声があった。
そこで政府は、税控除のための条件を拡大する検討に入ったよ。
新しい案は、生産性やエネルギー効率の向上が見込める設備を導入したら、
大企業は投資額の3%以上、中小企業は7%以上を控除できるって内容。
さらにそのパーセンテージをもっと大きくしようって案もある。
いっぽう、法人税を納める必要がない赤字企業には恩恵がない。
そこで、工場の廃棄などによる損失の一部を、前の年度にさかのぼって法人税から還付できる制度も検討してるよ。



■カミクダキストのつまりそういうこと?
お金を使って、効率のよい設備をつくって、競争力をつけて、経済全体も潤うってのが狙い。
ただ、税額が減るから財政への影響を見極めることも大事。
そこの判断が難しいんだろうね。
(ずっ)