ネスレ、雲南省でコーヒー豆を調達(アジアBiz)

世界的食品大手ネスレが、中国雲南省、普洱市(プアール茶で有名なプアール市)でのコーヒー豆調達量を増やすんだって。
2015年までに年間1万5000トンと、現在比3割増にする。
これ、ネスレが世界全体で調達する量に比べるとわずかな量なんだけど、中国国内でのブランド強化という目的があるそうな。
例えば地元農家にコーヒー豆栽培のノウハウ指導を行ったり、品質も国際基準を満たすものにしたり、価格も透明化を図るなど、地元農家と友好的に協力できる体制を築いているんだって。
そんな努力の結果、普洱市でネスレがコーヒー豆を買い取る農家の数は2005年に350軒だったのが去年時点で2000軒に。
プアール茶で有名な街に、コーヒー豆の栽培が急速に広がってるんだね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ネスレ」のブランディングと同時に、「普洱ブランド」のコーヒー豆ってのも意図してるよね、きっと。
農家的にも、茶葉の経験があるから、豆のブランド化にも理解が早そう。
(tj)