シャープは中国大手と合弁でIGZO作る(1面)

シャープは、中国の液晶大手CECパンダ(かわいい名前ね)が約3000億円を投じて建設中の現地液晶工場に、最新液晶IGZOの技術を提供することを決めたんだって。
で、引き換えに数百億円の技術料収入を得るほか、その工場の運営会社に10%弱を出資、生産するパネルの最大約半分を引き取る権利も得る。
ただ、液晶分野の日中合弁ってのは初めてで、しかもIGZOといえばシャープの虎の子の技術。
技術流出が怖いからもの凄く抵抗あったと思うんだけど、今のシャープにはそんな余裕は無いみたいね。
自前での大規模投資は無理だし、台湾や韓国のメーカーもそろそろIGZOの量産技術を確立しつつある。
だから頑張って守ってもせいぜい2年程度で追いつかれるだろう、ってことで、今回の決断に至ったみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
背に腹はかえられない、ってやつだね。
(tj)