東芝とGEが火力発電で提携(1面)

東芝とGEが火力発電設備開発&販売の合弁会社を設立するんだって。
GEは大型タービンに強くて、米国・欧州・インドなど新興国に強力な営業網がある。
東芝はタービンの回転エネルギーから電気を取り出す発電機とCO2排出を抑える技術が得意で、日本・タイなど東南アジアに有力顧客を持っている。
強みを持ち寄り、販売網は補完し合い、攻めるぜぇ、って話。
背景にあるのは火力発電の需要増。
原子力がストップしてる日本はもちろん、安価なシェールガス開発が進むアメリカでも火力発電所の新設計画が目白押しなんだって。
世界の火力発電能力は2035年に2009年比で7割も増える見込みとか。
そりゃ力入れるよね。
あと、東芝的には2006年に原子力大手ウエスチングハウスを買収して経営資源原子力に集中してきたから火力が手薄だったのね。
一方でライバルの日立と三菱重工が去年11月に火力事業の統合を決めたから、どうにかしなきゃって焦りもあったみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
火力、熱いです。
(tj)