消費者物価上昇2%の難しさ(1面)

最近、日銀の消費者物価指数上昇目標2%って言葉をしょっちゅう聞くよね。
昨日、政府と日銀が脱デフレと経済成長に向けて連携していこうって共同声明を出したよ。
その中にも、2%の目標が明記されてるよ。
デフレでモノの値段は下がりっぱなしだけど、物価が上がることが予想されれば、
物価が上がる前に消費をしたり投資をしたりと、経済が活性化するでしょってのが目的ね。
で、この2%がどれぐらい難しいかっていうと、最後に2%を超えたのは1991年。
ジュリアナ東京がオープンした年ね。
これ以降は、最高でも1.6%で、マイナスになったりせいぜい0%台前半が続いてる。
昨日の記者会見で、日銀の白川総裁は、日銀だけでなく政府や民間企業による成長力強化の取り組みが
重要だって再三にわたって強調したんだって。
そりゃ、ぜんぶ日銀のせいにされたらたまんないもんね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ま、目標をかかげないことには取り組まないからね。
無理そうでも目標はかかげましょうってことかな。
(ずっ)