ルネサスは革新機構傘下で再生を目指す(1面・企業総合)

ルネサスエレクトロニクスは、2010年4月に日立、三菱電機NEC半導体事業が統合して発足した会社。
デジタル家電や車の頭脳的な部分を作ってるんだけど、前身企業時代も含めると8期連続で最終赤字を計上してるんだよね。
シェアはあんだぜ。
なにせ自動車のエンジンとか家電のモーターなんかを制御するマイコン分野では世界市場の約3割を握ってるからね。
つまり技術力はあるけど経営がうまくなくて利益が出ないというパターン。
で、よ。
「日本」としては、赤字続きだからといってルネサスが潰れてしまうと自動車や家電メーカーの競争力の源を海外に頼らざるを得なくなり、それはなんか嫌だよね、と考えてる。
で、今日のニュース。
ルネサスは、政府系ファンドの産業革新機構と、トヨタ自動車、日産、キャノン、パナソニックなど国内主要取引先8社から最大で計2000億円の出資を受け入れ、筆頭株主となる革新機構主導で再建を目指すことを発表したんだってさ。
経営陣を刷新して、明確なリーダーシップのもとで成長戦略を推進します、ですって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
今まで買い叩かれてきたお客様からお金を借りて、経営を立て直す。
なんだろね、これ。
(tj)