農業・食品業界向けのファンド(1面)

農林中央金庫が、農業や食品関連の事業向けに5000億円の融資枠を設けるんだって。
名前は「グローバル・シード・ファンド」っつって、例えば企業が農園経営や輸出に乗り出す時とか、食品会社が子会社を通じて農業に参入する場合の資金提供を想定しているみたい。
一件あたりの融資額は1億円以上で、貸出期間は1〜10年を考えてるらしいよ。
普通の融資に比べて金利とかの条件を優遇するんだって。
今後の有望分野と見られてる農業の高度化の支援をしつつ、有望ってことはメガ銀行とか地方銀行なんかもこぞって融資したい(将来、利子が付いて戻ってくるからね)ジャンルなわけだから、金融機関としてはなるべく自分のとこから借りてもらって、その融資競争に勝ちたい、って背景があるみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
有望な分野には、借りたい人と貸したい人がいて、そこにお金が集まる、っていう話。
そうやって業界全体が前進していくんだね。
(tj)