余った電気は水素にしとこ(企業1)

太陽光発電風力発電といった、これから注目の再生可能エネルギー
弱点は、天候によって発電量が左右されるというところ。
で、その変動を吸収するために、蓄電池が活躍するわけだけど、大容量の蓄電池ってのもなかなかコストがかかる。
そこで今日のニュース。
東芝は、イギリスの通信会社ケーブル・アンド・ワイヤレス・ワールドワイドなど約10社と共同で、余った電気を水素にして貯蔵する、というコンセプトのシステムを開発&実験することになったんだって。
原理はこう。
発電時に余った電気で、水を電気分解する→水素ができる→水素タンクに貯めとく→必要なとき、燃料電池車や水素エンジンのエネルギーとして使う。
原理がシンプルだから、コストも安くできるんだって。
で、東芝は、電力網と水素貯蔵施設を結ぶネットワークの設計とか、全体を最適化するエネルギー管理システムの構築を担当するんだって。
11月からイギリスのワイト島ってとこで3年間実験してデータを検証、2016年以降の実用化をめざすよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
中学校の理科みたいな話だけど、意外に答えはシンプルなものなのかもね。
(tj)