シニア消費に目を向けよby日銀(1面)

国民の4人に1人が65歳以上の日本。
あと数年で、40〜59歳の層を抜いて、トップ層になるのは確実。
だけど、この状況に企業が十分対応できていないと、日銀が異例の注文をつけたよ。
シニア層のほしいものが市場になかったら、消費は盛り上がらないよってね。
いわゆる需給ギャップね。
で、売れ残った商品を無理に売ろうと値下げ競争してたら、ますますデフレになるよって。
三菱総研によると、シニア層の潜在的需要は1年間で、6兆円以上。
これを掘り起こすだけでも、日本経済全体で10兆円とされてる需給ギャップを相当埋められそう。
日銀もいろいろやってきたけど、企業もちゃんとやってよっていいたいみたい。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
いっぽうで新興国の市場は桁違いの規模だから、そっちを優先する企業が多いのも実情。
企業の成長を考えたら、そっちを狙ったほうがいいもんね。
でも、国内の需要も大切だからねぇ。
経済ってむずかしい。
(ずっ)