在宅医療の地域リーダーを7000人配置するよ(1面)

医療と介護の現場には壁がある。
病院依存は顕著で、高齢者の長期入院による施設不足・医療費の増大も深刻なんだって。
一方、国民の6割以上が自宅での療養を望んでいる。
で、今日のニュース。
厚労省は、在宅医療・介護の体制を整えるため、中核となる人材を組織化するんだって。
具体的には、まず10月までに在宅医療や介護の専門知識があって行政実務も知ってる人材250人を選び、各都道府県に統括責任者として5人程度置く。
そして、さらに年度末までに各都道府県にそれぞれ150人程度を市町村レベルの責任者として配置するんだって。
市町村レベルの責任者は合計7000人程度になるんだけど、医師、看護師、ケアマネージャーの他、医療ソーシャルワーカーなんかも登用する予定なんだって。
ちーなーみーにー、その責任者は無償。
政府が考えるような人材が都合よく集まるかは不透明だし、本人の意欲や能力にいろいろ左右されるよね、って意見もある。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
助け合いの精神は大事だけど、適正な報酬が無いと、品質もうやむやになるんでないかな。
(tj)