ソニーvs富士フイルムvsテルモでオリンパス争奪戦(総合)

損失隠しが発覚して大変なことになってるオリンパス
でも、もともと内視鏡で世界シェア70%を持ち、製品や技術には定評があるうえに、結局上場維持が決まり、他社にとっては買収・提携のリスクが減ったといえる。
で、今日のニュース。
ソニー富士フイルムテルモの三社が、それぞれオリンパスに資本・業務提携を申し込んだんだって。
ソニーは医療分野はほぼ実績ナシだけど、今後の成長の核にしようとしてる。
画像センサーにも強い。
富士フイルムは、医療機器やライフサイエンスにも進出済みで、内視鏡市場でもオリンパスに次ぐ15%のシェアを持つ。
鼻から入れるタイプが中心だから、オリンパスとは相互補完できるはず、と見込む。
テルモは元々オリンパスに2.1%出資する大株主。
この機会に関係を深めようと目論む。
それぞれがそれぞれの事情でオリンパス獲得を目指す。
オリンパスはヘロヘロなくせにヨリドリミドリな不思議な状況ね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
経営は腐ってたけど、みんなが欲しがるいい製品や技術は育まれていた。
経営って、何だろね?
(tj)