津波がきても受け流す(企業)

三井造船が、津波や洪水が来ても、水をほとんどかぶらずに、浮き上がるコンクリート構造物を開発したよ。
津波がくると想定される方向の壁を、斜めにしておいて、水圧を下方向に逃がし、底部に水の通り道をつくることで、浮き上がりやすくする。
ちなみに、浮き上がっても流されないように、構造物と地上とは、チェーンや大型のクイなどでつなぐよ。
海上に設置する「浮桟橋」の、陸上版という概念なんだって。
構造物の上なら、災害時の被害を最小限に抑えられるから、非常用電源、倉庫、ヘリポートなどに活用できる。
自治体への販売を目指すほかにも、水害に悩んでる東南アジアでも需要があるんじゃないかって見込んでるよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
人間って、災害のたびに、こういう新しい智恵を身につけて、進歩してきたんだろうね。
(ずっ)