東証と大証の合併交渉は大詰め(総合)

世界の証券取引所は、存在価値を保つべく、合従連衡に動いてる。
今年の2月には、ニューヨーク証券取引所とドイツ取引所が、合併協議を始めた。
ロンドン証券取引所と、カナダのTMXグループも合併で合意。
シンガポール取引所と、オーストラリア証券取引所も統合を打ち出した。
ただ、その後は、主導権や国益をめぐって、交渉は難航してる。
で、日本の証券取引所の話。
東京証券取引所と、大阪証券取引所は、3月から経営統合の交渉をしてる。
だけど、当初目標の9月までに合意にこぎつけることができなかった。
東京証券取引所は、1990年には世界の株式市場における時価総額の33%も占めてたのに、いまや7%まで低下。
さらに、欧州不安をきっかけに世界の投資マネーが収縮して、国内の株式市場も一段と細りはじめてる。
てなことで、おしりに火がついたのか、交渉がついに、最終段階に入ったみたい。
来秋には合併できるかも。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
これからアジアの新興国の取引が活発になるっていうときに、日本の取引所の存在感がなかったら情けないよね。
ぜひとも早くご決断を。
(ずっ)