ガソリンを絶やすな(1面)

東日本大震災では、直後にガソリンや軽油が手に入らなくなってとても困った。
これね、実は国レベルでいうと石油の在庫はたっぷりあったのよ。
ただ、これまでその備蓄ってのは中東情勢の悪化とかで原油が入ってこなくなった場合の予備という位置づけだから、その99%以上を精製前の原油の状態で持ってたたのね。
だから、突然「ガソリンが足りない!」となっても、原油からガソリンを作るのに時間がかかって、今回のような事態になってしまったわけ。
で、今日のニュース。
経済産業省は、今回のような事態も想定して、ガソリンや軽油、灯油の状態の在庫も全体の5%くらい用意して、しかも各地域に供給拠点を整備することにしたんだって。
お金もかかるし今後2〜3年をかけての大プロジェクトになるけど、今回の教訓を活かして、実現するよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
何のための在庫か。
ならばどこにどんな状態の在庫を持つか。
問い直してみるというのは大事ね。
(tj)