三洋、白物家電中国ハイアールに売却(1面)

パナソニックは三洋を子会社にしてから、重複する事業の削減に
取り組んできた。
物流、半導体、小型モーター事業をドンドン売却していって、
ついに最後の大物、白物家電(洗濯機・冷蔵庫)事業を中国家電大手
ハイアールに売却することを決めたよ。
中国企業が日本の大手製造業から主力事業を買収する初のケース
になるんだよ。
2011年度中をめどに日本と東南アジアにある開発・製造・販売拠点
をババーンと売却。その額100億円。
2,000人いる従業員もハイアールに移る様子。
ハイアールって白物家電世界シェアで見ると、冷蔵庫が1位で洗濯機
が2位なんだけど、日本ブランド人気が高い、日本や東南アジアでは
伸び悩んでたのね。
だからこの機会に販売拡大を狙おうって考え。
一方でパナソニックはスッキリしたところで蓄電池など成長事業で
攻めて行こうぜって考え。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
今の赤ちゃんが大人になるころにはハイアールが
今の三洋ブランドみたいな位置付けになってるのかな。
技術的な部分は問題ないとして日本の消費者としては、アフター
フォローが一番気になるよね。
気遣いや機転って国民性みたいな部分もあるし。
今の中国の列車事故のフォローの問題見てるとね。ちょっとね。
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