メードイン東京で勝負(1面)

ヒューレット・パッカード(HP)は、日本向けに販売するノートパソコンの生産を
中国から、東京都内の工場に全面移管するよ。
ほかの企業は、コストのかからないアジア地域に生産を移転してるなかで、逆の動きだよね。
でも、当然そこには狙いがある。
従業員一人当たりの人件費は4倍だけど、生産ラインを集約して稼働率を高めたり、
世界市場で首位の調達力を生かして部品コストをおさえて、製品価格を据え置くよ。
そして、なんといっても、中国での委託生産にくらべて、納期を5営業日と半減する。
短納期を求める法人の需要をほりおこしたり、自社工場の強みをいかして、
顧客からの細かな仕様変更の要望にも対応できるようにする。
実際、デスクトップ型では、「メード・イン・トーキョー」を売りに、シェアを伸ばしていて、
ノート型も同様の戦略でシェアを伸ばしていこうって考え。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
周りとおんなじことをやってても、仕方ないもんね。
なんか、こういう動きって、応援しちゃいたくなる。
(ずっ)