合併審査もグローバル視点で(1面)

企業と企業が合併する場合、合併後の企業のシェアが大きくなりすぎると、他の企業との差が付き過ぎて競争がなくなっちゃう。
これは消費者にとって良くないこと。
そんないわゆる独占状態を防ぐため、公正取引委員会は合併案件があると審査をして、「うーん、このくらいのシェアならOK」ってジャッジをしてる。
で、今日のニュース。
その審査のときの「シェアの分母」はこれまで日本市場で計算してたんだけど、もはや各企業が勝負してるフィールドはグローバル。
日本でシェア○%なんてのは参考にならないケースも増えてるから、これからは実態を見て、東アジア市場で見たらどうか、とか世界市場で計算したらどうか、ってのを判断基準にするんだって。
基本、分母が大きくなるからシェアは小さくなり、合併は認められやすくなる方向。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
あんまりうるさい事言うなら日本出ていくよ、ってな企業が増えちゃうもんね。
(tj)