東北の漁港を整備(経済2)

農林水産省は、震災で壊滅的な被害を受けた漁業の再生に向けて、
岩手、宮城、福島各県にある11ヵ所の大型漁港を軸に整備する検討に入ったよ。
11ヵ所の漁港には、漁船や冷凍倉庫などの新鋭設備を導入したり、
水産加工業者や、のり養殖施設などを集めて、大幅に生産性を高める方針。
一方で、地元漁師だけが利用してる港が、他に200ヵ所ぐらいあって、
これらは地域の特性に配慮しながらも、再編・集約していくよ。
これまでは、漁港ごとに市場が分散してたから、水揚げした水産物が、
効率的に販売ルートに乗りにくいという問題があったけど、集約化によって解決できそう。
ただ、地元の港にもそれぞれの事情があるから、合意形成には難航が予想されるよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
震災からの復興だけでなく、一歩進んで、国際競争力のある漁業拠点をつくろうという方向だよね。
(ずっ)