それぞれのレベル7(総合)

政府は福島第1原発の事故を「国際原子力評価尺度(INES)」で「レベル7」に引き上げた。
レベル7ったら最悪のレベルで、チェルノブイリ原発事故と同じレベル。
でもね、国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は「二つは全く違うよ」って指摘した。
比べてみよう。
■事故時:福島=地震で緊急停止。チェルノブイリ=試験運転中。
■事故内容:福島=停止後津波で全ての電源失い、炉心冷却不能
 燃料棒が入っている頑丈な圧力容器は残ってるけど、それを覆う格納容器が破損し、

 放射性物質が流出。
 チェルノブイリ=試験中に本体が燃料もろとも大爆発。一気に大量の放射性物質
 広範囲に放出。
放射性物質放出期間:福島=継続中。チェルノブイリ=10日。
■放出量:福島37〜63京ベクレル。チェルノブイリ=520京ベクレル。
■急性放射線障害:福島=現時点ではなし。チェルノブイリ=134人(3カ月以内に28人死亡)
というわけで確かに違う。
ただ福島は終わったわけではないし、放射性物質も漏れてるからチェルノブイリに近づく可能性
も考えられているからまだわからない。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
やっぱチェルノブイリちゃんすごいなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZUzBvxdnCFM
いずれにせよ最悪のレベル同士か。
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