超〜円高!(1面)

急激な円高が進んで、ついに昨日、1ドル=83円58銭と、15年2ヶ月ぶりの高値に。
円高の影響で、日経平均株価も9000円を割る始末。
ってなことで、政府と日銀に対して、日経の編集委員が厳しい意見を書いているので、今日はそれを紹介。
・策はあるのに、手をこまぬいて、後手に回ってる。「鈍さ」の代償は重い。
・午前9時すぎに、日経平均が9000円を割り込んで、首相と官房長官が協議したけど、たったの5分。
・夕方に財務相が記者会見を開いたけど、為替介入に「コメントしない」という甘いけん制ぶりで、一段と円高が進んだ。
・首相と日銀総裁が会談するという情報で、金融緩和の観測がひろがったけど、結局具体的な話は進まず、
 単なる電話協議に。市場の失望で円高が進んだ。
・輸出で景気押し上げを狙う欧米が通貨安を放置する一方で、戦略のない日本が円高で狙い撃ちされている。
・世界が成長を維持するための有利な条件を奪い合う状況なのに、日本の危機意識は希薄で、誰が責任をもって
 対処するかも定まっていない。
・経済対策は、民主党代表選挙の演出道具のような扱い。
それぞれ、ごもっともな意見かと・・・。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ほんと、いよいよ、本格的に為替介入したり、もっと大胆な発言をしないと、やばいよね。
様子見だけじゃ、このまま悪い流れが進む一方だよね。
ってなこと考えてるなかで、民主党内の内輪もめを見てると、なんだか・・・。
(ずっ)