ベーシック・インカム

ベーシック・インカムとは、「政府が国民全員に対して一律に支給する所得」っていう考え方。
この場合、世帯じゃなくて個人に無条件で交付する。
なんでかっていうと年金とか失業手当てとか児童手当とかの社会保障を、
「かわりに最低限のお金をあげるからあとはご自分でどうぞ」っていうことなのね。
もし日本で導入されると支給額は1人当たり、5万〜8万円程度らしい。
もちろんそれじゃあ足りない人は従来通りの収入を得ればベーシックインカムは足しになるね。
そうすると、失業中の所得保障にもなるし、「年金や生活保護、失業手当の計算にかかっていた行政コスト」を大幅に減らすことができる。
このコストって結構スゴイらしい。
また、0歳児にも支給されるから少子化対策にもなる。
ってな具合でいくつものメリットがある。
けどやるならやるで、準備するには100兆円とかお金準備しなきゃいけないから消費税アップやら更なる公共工事削減とか問題はあるよ。
このベーシックインカムはヨーロッパでは1970年くらいから議論されててね。
最近、日本でも社会保証や福祉の拡大を背景に注目されてきたんだね。


■コメント
仮にこれが導入されるとなると新たなビジネスモデル案がドンドン生まれて活性化されるね。
でもいいのかな。どうなのかな。ドキドキするねぇ。
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