サムスン大型投資でいっきに引き離す(1面)

韓国のサムスン電子は、2010年度の設備投資と研究開発費の総額が過去最大の約2兆1000億円になると発表したよ。

市況が回復してきたから、当初計画の4割増しで、半導体モリーや液晶パネルに集中投資するんだって。
日本の総合電機で2010年度に設備投資と研究開発費の合計額がもっとも多いのは、パナソニックで1兆300億円だから、その2倍以上の投資額だね。
金融危機で、世界の部品メーカーが設備投資を絞った結果、伸び続ける新興国需要に対応できず、電子デバイスは不足状態だから、各社設備投資を復活させてきてるんだけど、
サムスンは過去最大の投資をして、巻き返しを狙う、日本や台湾のライバルメーカーを引き離して、世界首位を固めようっていう狙い。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
市況回復がみえてきたとはいえ、まだまだ慎重な動きの企業が多い中、
おもいきったことをするよね。
「世界経済が不確かで、状況の変化も激しい。そういうときこそ投資する」
って、サムスン会長は言ってるよ。
(ずっ)