保育所を利用しやすくする(1面)

現在、保育所に子どもを入れられるのは、「保護者が日中働いている」、「同居親族を介護している」、
「病気や障害がある」といった要件があって、そのうえで市区町村が入所の優先順位を決める仕組みになってる。
で、厚生労働省が、この要件をなくして、入所希望者を原則、全員受け入れる制度の検討をはじめたよ。
でも、ただでさえ、受け皿がなくて入所できない待機児童がたくさんいるのにどうするかっていうと、
そこは、保育所の種類をひろげて、受け皿を増やすんだって。
現在の保育所の参入のしくみは認可制だけど、新たに指定制を加える。
つまり、認可保育所だけでなく、小規模な保育所や休日保育、家で子どもを預かる保育ママなどを対象に加えて、
一定の基準を満たせば運営費や施設整備費を補助するようにする。
さらに、自治体独自の保育施設も、国の補助金対象に追加することも検討してる。
ま、そんな案を考えてるんだけど、実現には数兆円規模の財源が必要になるみたい。
それと、「要件撤廃はパンドラの箱を開けるようなもの」って意見もあるよ。
まずは、受け皿となる保育所を増やしてからじゃないと、要件を撤廃しても保育所に入れないっていう不満が高まるだろうって。
統計上の待機児童は4万6千人だけど、潜在的には80万人を超えるともいわれてるんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
とりあえず大きなことを掲げて、検討して、再検討して、実現できてないものが多いような・・・。
個人的な意見だけど、やっぱ、順序を踏んだほうがいい気がするけどなぁ。
(ずっ)