小売り、最悪期は抜けたかも(総合)

コンビニ、スーパー、百貨店など、小売り各社の、2009年12月〜2010年2月期決算がでそろったよ。
5四半期ぶりに、経常利益が増えたみたい(前年同期比)。
各社の会見では、
「消費は下げ止まっている」
トヨタの業績低迷で振るわなかった東海地方も少しずつ戻っている」
「消費者が付加価値の高いものにも手を伸ばすようになってきた」
といった前向きな声もでてくるようになった。
消費の下げ止まりもあるけど、各社のコスト削減も効いてるみたい。
不採算部門を売却したり、人件費を削減したり、光熱費、賃料なども、削減してきたんだね。
というわけで、4半期ベースでみると、経常利益もあがってきた。
でも、通期でみると、かなり落ち込んでいるわけで、まだまだ厳しい状況はつづくと見ている企業も多いよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
こんな中で、好調を維持しつづけてるのは、ニトリしまむらABCマートなどの専門店。
安くてよいプライベートブランドをもっているところは強いね。
でも、安いものばっかりが売れるんじゃ、日本の経済もあまり期待ができないよね。
付加価値の高い商品に手を伸ばす消費者が、どんどん増えていくといいんだけどねー。
(ずっ)