離職率がさがってる(1面)

流通・サービス業って、入社しても2,3年でやめちゃう人が多かった。
だけど最近、その流れが変わってきてるんだって。
たとえば、ケンタッキーは、入社3年以内の離職率が、5年前の30%から半減。
そのほか、介護サービスや、居酒屋、家電量販店、警備会社など、いろんなとこの離職率が下がってる。
企業努力で、研修制度を充実させたり、介護報酬が上がって処遇が改善したり、そんな理由もあるけど、
「退職しても就業の機会が減ってるため、定着につながってる」という見方が強いよね。
基本的には良いことなんだろうけど、退職する人が減ったもんだから、各社新規採用者数を減らしちゃってる。
流通・サービス業は、雇用の受け皿的な役目も果たしてきたけど、そこで採用意欲が低下すると、ますます失業者が増えてしまうね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
企業にとっちゃ、長く働いてくれることはよいことだけど、日本経済全体でいうと困ることになるんだ・・・。
くーー、ジレンマだねぇ。
(ずっ)