クラウド、次は自治体(1面)

クラウド・コンピューティングって流行りだね。
今、IT企業は大企業への売り込みに力を入れてんだけど、次のター
ゲットは地方自治体だってさ。
住民基本台帳に税金のデータ、地方自治体が管理するシステムって結構
あって、全部足すと年間のIT投資は約832億円にも上るん
だってよ。
これをクラウドで大幅に効率化、グンとコストダウンさせまっせ、って
話。
例えばね、市町村がそれぞれ独自に開発して、サーバーなんかもそれぞれ
独自に持ってるやつを、県単位で一カ所のデータセンターに集約しちまう
の。
で、利用する市町村はそこにネットワークで繋いで使えばいいじゃんって
話。
これ、実現すれば各自治体の運用コストは3、40%削減でき
るっつうから、財政難に悩む自治体は飛びつくんじゃねえかと、読んでる
ね。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
今は全国で約1800の自治体が個別のシステムを運用してるんだっ
て。
みんな同じような業務やってんだから、一カ所に集めるメリットはデカい
よね。
(tj)