来年の税金、どうする?(経済1)

政府が、来年度の税金ルールをどうするか、悩んでいる。
政府全体としてはさ、税金をトータルで1兆円くらい増やして子ども手当
とかの財源にあてたいと思ってるんだけど、各省庁は税金を軽くして、自
分の担当分野を盛り上げたいって思惑がある。
また、自分達の目標を達成するために、税金を増やして欲しいって要望も
あったりする。
そんなみんなの利害関係の調整が焦点なんだって。
中でもポイントになるのは「温暖化税」。
環境省は、温暖化防止のため、CO2排出につながる行為、つまり石
炭や重油など化石燃料全般に税金かけちゃえよ、って言ってる。
でも、そんなことしたら経済界からは反発されること必至。
「なに?モノを作るなってこと?景気良くならないよ」てね。
うーん、どうしよう。悩む政府。
そうだ、去年ゴタゴタした「ガソリンの暫定税率」ってあったじゃん、あ
れを廃止するってことにして、それをそのまま「温暖化防止税」って名前
に変えちゃえばいいんじゃない?
国民の負担はひとまず劇的には変わらないしさ、「暫定」っていう中途半
端な税金は一つ無くなるし。
どうかなぁ。
他の諸々のルールも含めて、12月中旬までには案を固める予定。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
何に税金かけるかで、国民の行動は変わるからねえ。
よーく考えてね。
(tj)