キリンとサントリー統合の舞台裏(総合)

昨日正式に発表になった2社の統合。
国内でいくら強くても、少子高齢化やこの先の原材料事情を考えると不安だらけ。
であるならば目を向けるは海外。
特にアジアをいただきましょうって考えると、デカイ欧米企業がライバルになる。
じゃあ統合してさらに強くなりましょうって話になったわけ。
そもそもこの話の提案は08年年明けにサントリーの佐治社長から。
慶応の同窓である2社長の思惑が一致したことで決まった。
そっからお互いの腹心を事務レベルでグイグイ進めさせた。
で、いよいよここから統合に向け様々な課題を片付けねばならない。
国内シェア50%は独占禁止法に触れないかとか上場と非上場の2社の株式評価はどうするかとか。
ファイアとボスはどうする?みたいなブランド整理とかまだまだある。
とにかく内需型産業の将来のあり方という意味で参考になる統合。
多くの注目を集めることになる。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
このズバっとした決断力が能力の高さを物語っているねぇ。
(104)